2020 秋 風師山にて

2020-10-31 オオタカ 成鳥  
 

風師山の様子を画像入りで紹介します。



2020-11-15 ハイタカ

本日にて終了です!!

9月6日からスタートした秋の観察も11月15日で 終了となりましたが、延べ72日間で、そのうち
雨や天候不順により9日の休みとなりました。

総数は5,268羽で平年よりは少なめでしたが 晴天の日が多く、見え味は良く満足できる秋でした。

今季も多くのウオッチャーの協力により記録を残すことができ この場を借りまして御礼申し上げます。

ありがとうございました。

また、タカ見を始められたばかりという方々も多く来られて 今後の盛り上がりが楽しみです。





2020-11-14 ハイタカ

いよいよ明日で終了です!!

観察の終了時は線香花火のように寂しく 終わってしまうようで、悲しいものがあります。

近頃は賑わっていた狩りをするハイタカの姿も 多くなく、なかなか時間がたたないのが
つらいのですが、いつものように通過する小鳥の群れを 撮っていたところ、なんとハギマシコで
このまま英彦山に入るのでしょうか。

ノスリはほとんどが幼鳥になってきています。

看板のハイタカは、あまりお目にかかったことがないタイプで 体下面の横班が半分で切れていて、下雨覆が褐色に
なっています。





2020-11-10 ハイタカ

狩りをするハイタカに感謝!!

渡りのタカの数が一けたという日が普通になって 寂しい限りですが、狩りをしたり、ハシブトガラスに
絡んだりと、縦横無尽の動きで渡りのほとんどない つらい時間を忘れさせてくれます。

オナガガモの大きな群れが通過したり、ウミウの 群れが渡っていったりと、それなりに賑やかですが
本命が来ないことには元気が出ません。

寒さを感じるようになって、近頃は陽ざしの あるところを探すようになりました。





2020-11-06 ハイタカ

ハイタカの渡りが見られません!!

さすがに終盤になると渡りも少なくなりますが 5日、6日と連続してゼロになるとは思いませんでした。

とくに天気が悪いわけではないし、風も適度に 吹いていますので寂しい限りです。

ただ、狩りをするハイタカは4〜5羽程度はいるようで
暇な時間がないほど飛んでくれたので幸いでしたが
マヒワなどの小鳥たちにとっては生死がかかっていますので
大変です。





2020-11-04 イスカ

今日も赤い鳥!!

今季は視程が良い日が多く、本日も沖ノ島 由布岳、九重連山が見えています。

良い風が吹いたのですが渡りは非常に少なく そろそろ、終わりに近づいたみたいですが もう一山は欲しいところですね。

イスカは昨日はその時は全くわからなかったのですが 今日はファインダーの中で、はっきり確認でき
全部で何羽の群れかはわからないのですが 画像の中の5羽はすべてオスです。

こちらでは、ほとんど見られない鳥だと 思われますので、皆さんも気になる松林を
探して見られたらいかがですか?

強烈な赤の虜になってしまうかも。





2020-11-03 イスカ

今年の冬は面白いかも!!

いくら西高東低の天気が良いといっても、この風では どうしようもなく、終日、ハヤブサの独壇場になってしまい
縦横無尽に飛び回るのを、ただ、眺めているだけです。

ただ、幕間にはハイタカも飛び回ってくれ、それなりに面白い 一日となりました。

飛ぶ小鳥も可能な限り撮影しているのですが、あとで画像を 確認してみるとイスカのオス3羽、メス4羽で
2008年4月以来、14年ぶりに見ることができました。

この冬が平年と比べてかなり寒くなれば、日ごろお目にかかれない 鳥が期待できますね。

注意  イスカはどこだと、来られても通過した群れですので 山にはいません。





2020-11-01 ツミ

あまり期待していなかった分・・・!!

予報は風があまり強くなく、変則的で9時からは 終日、曇マークで、あまり気分が乗らないスタートと
なったのですが、風は東が強く吹き続け、終了前に 雲が出た程度で、きれいな青空のもとでの観察となりました。

エサ取りのハイタカが目の前を飛び回り、ツミの成鳥 オスが これも良いところを飛んでくれたので、思ってもみない成果と
なり、ハイタカのカウントも100羽近くになりました。

数日前までには、コシアカツバメ、イワツバメが多かったのですが このところ、全くと言ってよいほど飛んでいません。

観察終了まで、2週間になりました。






2020-11-01 ハイタカ




2020-10-31 ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒ 通過!!

きれいな青空が広がり、終日、東のやや強い風が吹くとの 予報でハイタカが出るのではないかと、期待していましたが
またまた、裏切られてしまいました。

それでも、アオバトが4羽飛んだり、オオタカ成鳥が私たちの すぐそばを通過したりと、それなりに楽しむことができましたが
このところ、珍し系が出ないなあと、諦め顔で話をしていたら ハイイロチュウヒが東を向いて通過していきました。

できることなら、成鳥 オスを期待したいところですが
そうは問屋が卸しません。





2020-10-30 ハイタカ

おそらく 見納め!!

昨日は終日モヤがひどく景色もぼんやりしていたのですが 今日は、いつものようにきれいな大気が戻ってきて
青空も広がっています。

さて、”見納め”はHPの看板のハイタカではなく飛行機です。
観察中にプロペラ機のエンジン音が聞こえ、見上げたら
なんとYS-11で、もう何年も見ていません。

調べると航空自衛隊 入間基地所属の飛行点検隊で 2020年度で退役が決まっていますので、もう数か月しかありません。

タカの渡りは、あまりぱっとしませんが、おそらく寒波が到来したら
面白くなるのではないかと、期待していますが、どうなることやら





2020-10-28 ノスリ

中休み!!

朝のうちは青空も見えていましたが、そのうちドン曇になり 大気の状態も少しづつ悪くなり、風も吹いたり吹かなかったりと
タカの飛ぶ条件とすれば良くありませんが、アトリの大きな群れが 何度も通過し、コシアカツバメも頻繁に渡っていき
マヒワの群れが飛び回っていて、タカは少ないのですが なかなかにぎやかです。

関東からのウオッチャーが来られ、頻繁に風師山の情報を 見ていただいているようで、またまた嬉しくなりました。





2020-10-25 ハイタカ

本州側からのハイタカがほとんど!!

24日、25日と西からの風が非常に強く、いつもは 本州側へ渡っていくハイタカが逆向きに九州側へ
入ってきます。
おそらく通常だと朝鮮半島から北部九州に入るのが 強風のため山口県へ流され、そのため一部は九州へ
戻ったためだと思われます。
観察する側からするとノスリもツミもハイタカも 同じ方向から飛んできますので、非常に楽です。
初認の鳥が増えてきて
24日はルリビタキ、ミヤマガラス
25日はキクイタダキ

HPをアップする前に鳥の先生から電話を頂き 本日のハイタカの問い合わせがありました。
拙いHPですが、見ていただいているとの事で 明日からの観察の励みになります。





2020-10-23 5日ぶりにハチクマ

吹くのが遅すぎです!!

西からの風が強く、チゴハヤブサを期待したのですが 残念ながら姿がなく、飛ぶ時期が過ぎてしまったようです。

できれば、9月中旬から10月中旬までの間に吹いてくれたら まとまった数が出たかもしれません。

ハイタカはどれも、後ろ姿ばかりで、時折、エサ取りのハイタカが 愛嬌をふりむきます。

まだハチクマが飛ぶのだが、と言っている矢先に幼鳥が 姿を現しました。昨年は10月30日が最終便でしたが
今季はいつになるのかな?

かなり寒く、明日からは完全武装で出撃です。





2020-10-20 ハイタカ

>怖いもの知らず!!

前日はハイタカが遅くまで飛んでいたので 朝方は多いと予想していましたが、昼までに
50羽程出てくれました。

終日、雲一つないような快晴で、高いタカはほとんど見えず 見逃しも多かったと思われます。

待っている時間にシャッター音の話題になり、これからは 音の出る、一眼レフの人は、かなり下がったところから
撮ってもらうようになるかもしれないねと言っていた矢先に ハイタカが、こちらには全く頓着せずに飛んできて
至近距離で見ることができ、ノスリも同様に、すぐ目の前を 通過していきました。

コースを変えるタカがほとんどなのですが、 今日はどうしたことでしょう。





2020-10-19 ハイタカ

帰れません。!!

朝方にツミのメスが近いところに出たくらいで ポツポツと高いところを渡っていくタカを見ていましたが
そのうち見えなくなり、いつものように何気なく 双眼鏡で上空を見ていたら、ノスリを見つけましたが
肉眼では全く見えず、カウントは大変です。

そろそろ店じまいしようかと思っていたところ ハイタカが次々に飛んできて、3時から4時30分まで
50羽程度を確認しました。

いつもなら遅い時間になると高度が下がるのですが 高いところばかりでした。

イカルを初認。





2020-10-17 サシバ

最後の観察地。!!

小雨が降っていましたが、回復するとの予報で 少し遅めに出かけ、駐車場に着くと見慣れた車が。

佐賀、長崎、宮崎と観察地を回って、最後に 風師山にいつものように来てくれました。

各地のタカの情報はいつも興味深く
観察の参考になっています。

本日も初認のマヒワ、シロハラを確認でき 冬鳥が続々、入ってきているようです。





2020-10-16 コウノトリ

コウノトリ 通過。!!

朝は思いがけない晴天で、なんだか得した気分でタカを 待っていると、サシバの5羽の群れが現れ、これも思いがけない
コウノトリを確認しましたが、朝刊に行橋で出ているとの 記事があったので、なにか関連があるのかどうか。

ちなみに足輪等は遠すぎて確認できませんでした。

少ないながらも、まだまだハチクマも飛んでいて 終認日が気になります。

明らかに渡りと思われるオオタカを2羽カウント。

カワラヒワ、ジョウビタキを初認しましたが 少しづつ、冬鳥が入ってきているようです。





2020-10-15 チゴハヤブサ

マヒワの到着が待たれます。!!

小鳥の渡りが小休止しているようですが、カモの大きな群れも 見られるようになり、自宅にもジョウビタキが到着し
季節は確実に進んでいて、このところ、風裏の岩陰で陽ざしを 浴びながら観察するようになりました。

昨年は10月14日にマヒワを初認しましたので、そろそろ到着しても 良いころです。

やはり、冬の山にはマヒワがよく似合いますね。

このところ、イワツバメが増えてきました。





2020-10-13 ハイタカ

そろい踏み。!!

条件は昨日とあまり変わらなかったのですが 風速が半分程度だったためか、縦横無尽の
ハイタカの飛翔は、ほとんど見ることができませんでした。

ハイタカ、ノスリ、ハチクマ、サシバ、ツミ、オオタカ、 ハヤブサ、チゴハヤブサ、ミサゴ、トビと、ほとんどの
猛禽を見ることができ、識別の訓練にはもってこいです。

オカヨシガモと思われるカモの渡りを今季初めて
確認しました。





2020-10-12 ハイタカ

賑やかになりました。!!

予報とは違い10時過ぎには青空になり、風向きも 視程も良いことから、良さそうな雰囲気ですが
過度な期待は禁物です。

観察を始めてまもなく、高塔山からハイタカ30羽の 情報を頂き、待っていましたが10羽程度確認できただけで
ハチクマとは違い、エサ取りをしながら渡っていきますので なかなか、予想がつきません。

ハイタカはエサ取りのため急降下やハシブトガラス、オオタカ ハヤブサなどともモビングなどで、飛び回りますので
観察地は賑わいます。

毎シーズン訪れてくれる関東からのウオッチャーともども 楽しまさせてもらいました。






2020-10-12 チゴハヤブサ




2020-10-11 ノスリ

幼鳥は精悍な顔にみえます!!

低調な日が続いていますが、例年と特に変わっていると 思うような事もないので不思議です。

ヒヨドリの渡りの観察を終えられた人たちが、来られたので かなり賑やかになりましたが、如何せんタカが少ないので
盛りあがりに欠けます。

近くをノスリの幼鳥が飛んでくれましたので、じっくり 観察することができましたが、幼鳥は虹彩が黄色なので
成鳥の黒い虹彩と比べて、かなり精悍に見え、いかにも 猛禽といった雰囲気です。

10日にビンズイ 初認です。





2020-10-08 ハイタカ

チュウヒ 通過!!

予報が悪く、どうしようか迷ったのですが 弁当ができており、カミさんに笑顔で送り出され
やはり、”亭主元気で留守がいい”ということのようです。

到着しても小雨が降っていて、少し待機してから 山に登ったのですが、途中、小雨がパラつく時間帯も
ありましたが、青空が見えることもあり、予想外の 天気でした。

遠目に?のタカが出現し画像を確認すると チュウヒです。昨秋はハイイロチュウヒ1羽しか確認
してなかったので、久しぶりです。

アトリ、イワツバメ 初認です。





2020-10-07 サシバ

金御岳に行った気分で。!!

大気の状態が非常によく、九重連山、由布岳、沖ノ島が くっきり見え、青空も広がってタカの観察日和です。

風向きは悪いのですが、プラス思考で前向きに考えたほうが ストレスはありません。風向きで一喜一憂することは
やめるようにしました。

そろそろ、サシバの渡りがピークを迎えますが 有名な金御岳行った気分でサシバを見ることにしましょう。

風師山はサシバのメインルートではありませんが 毎シーズン、200羽〜300羽が通過しますが
興味深いことに春、秋とも西向きに飛ぶ事が多く どのようなルートをとっているのか
良くわかっていません。





2020-10-05 ハチクマ

残り物に・・・。!!

この数日、天気が安定せず、それ以上に大気の状態が 悪い状態が続いましたが、今日は打って変わって
快晴で視程もよく風向きもやや北向きでしたが 良い条件がそろいました。

ただ、風が強く寒さを感じる一日でした。

そろそろハチクマも最終盤ですが、白色が目立つ 幼鳥が現れて、その美しさが印象に残りました。

これだけの個体はあまりお目にかかったことがなく かなり貴重です。

キビタキが見えなくなったと書きましたが、きれいな オスを見ました。

ヤブサメ 初認





2020-10-04 クロツグミ

ツグミ類が渡っています。!!

朝、早くは群れでツグミの仲間が渡っているのを よく見るようになりましたが、かなり遠いため
種まではわからないのですが、画像を確認すると クロツグミやマミチャジナイで、タカを待つ間の
楽しみが増えました。

このところキビタキを見かけなくなりましたが コサメビタキやエゾビタキが増えています。

”ヒタキ”の語源が気になったので調べてみると ジョウビタキからきているようで、鳴き声の
ヒッヒッが火打石をたたく音に似ているので 火叩き、火焚きとなったようです。





2020-10-02 サシバ

コスト パフォーマンス!!

鳥のプロフェッショナルで頼りになる方が 今季も登ってこられて、タカを待つ間に
興味深いお話を伺うことができ、大変有意義でした。

遠方から見えられる方も多く、かなりの費用と 移動時間がかかりますので、なんとか、それに見合うだけの
成果を上げてほしいのですが、なぜか、そんな時は 低調で、心を痛めています。

データと当日の天気予報を参考にしていただき タカの神様にお願いして来ていただければコストに
見合うだけの成果はあるかもしれません。

ハチクマが少なくなったようで、ノスリ、サシバなどの タカが増えていますので、識別の練習にはもってこいです。






2020-10-02 ハチクマ 幼鳥




2020-09-30 ハチクマ 幼鳥

幼鳥が増えてきました!!

11時ごろに予報通り北西の風になり期待したのですが なかなかハチクマは飛んでこず、またまたいつものように
あきらめムードになってきましたが、13時過ぎから 低めにハチクマが飛び始め、一安心。

ハチクマは確認できる範囲では半数以上が幼鳥で そろそろハチクマの渡りも終盤のようです。

ちなみに幼鳥の特徴は羽が生えそろっていて、嘴の付け根の ろう膜は黄色で翼先端は黒くつぶれています。

ハイタカも増え始めていて、ほとんどのタカが西向きなのですが このタカは東向きに飛び去りますので、これから忙しくなります。





2020-09-28 ハチクマの群れ

すばらしい光景に感動!!

少し早めの9時台からハチクマが飛び始め 長府方向から次々にタカ柱が立ち
今まで見たことがないくらいの、素晴らしい光景に 興奮してしまいました。

多くのウオッチャーがおられた昨日の日曜日に この光景が見られたら、最高だったのですが
なかなかうまくはいきません。

9時台、10時台で150羽となり、低く通過する個体が 多かったことから、見ごたえも十分でした。

終了間際に時たまハリオアマツバメが見せる観察者すれすれの 飛翔をチゴハヤブサが見せてくれました。

かなり遅めのアカハラダカを確認。





2020-09-27 ハチクマの群れ

認識不足でした。その2!!

7時に駐車場に到着し、しばらく周辺を歩いているとき 頭上をハチクマ二羽が通過し、時間を見るとまだ、7時14分で
近くの展望所から見ていると下関市街地方面から次々に 飛び出し、合計17羽をみることができました。

いつもはねぐらからの飛び立ちは8時30分くらいからなので 驚きましたが、7時から観察を行っていると、シーズンに
数回は、そんなことがあるのでしょうね。

本日も多くのウオッチャーが登ってこられましたが 近くを通過するハチクマはなく、盛りあがりに欠ける
一日となりました。





2020-09-25 チゴハヤブサ

認識不足でした!!

午後からは晴れるとの予報だったのですが 下関方面から雨雲がやってきて、雨を気にしての
観察となりました。

渡りは少なく暇な時間が多かったのですが ハヤブサ系の鳥が山に向けてダイブをはじめましたので
いつものエサ取りのハヤブサと思っていましたが あとで確認してみるとなんとチゴハヤブサ。

いつもトンボや蝶を空中でゲットしているので 山に突っ込むことがあるとは思いませんでした。

認識不足です。





2020-09-23 ハチクマ

一気に寂しくなりました。!!

青空が広がり、視程も良いのですが 本日も恨みの東の風で、苦しい観察となります。
4連休中は大勢のウオッチャーでにぎわったのですが 今日はわずか3人で、山頂広場が広く感じます。

9時過ぎに80羽の群れが現れましたが、それからは 長い昼休みに入り、やっと13時から再び動き始め
2時間で200羽近くが高い空を、のんびりと渡って いきました。

サシバが少しづつ増え始めましたが、風師生まれの 3兄弟は姿が見えません。渡ってしまったのでしょうか?





2020-09-22 ハチクマ

風で一喜一憂。!!

気持ちのよう青空が広がり、大気の状態もよく 秋らしい気温となりましたが、さすがに直射日光は
強烈で、寒暖の差が激しくなりました。
タカの渡りでは風が重要な要素で、風師山では 西向きの風の時は、ほぼ一定のコースを通るため
観察は難しくないのですが、東寄りの風の場合は 新門司側を通過したり関門側に出たり、時には
全く見ることができない下関市街地のはるか北側を 通過したりと、風の要素が重要で、ある年などは
15日間続けて東の風の時もあり、本当に 泣きたくなってしまいます。
21日も東の風でハチクマは、あの大きさでもけし粒くらいで 全く見た感じがしなかったのですが、今日は同じ東の風でも
かなり近めに通過する個体も多く、タカの群れも迫力ある場面を 見せてくれ、気持ちよく下山することができました。





2020-09-20 ハチクマ

至福の時間はすぐに去っていきます。!!

予報とは違い雲が多く、風も北北西が強く吹いて いますが、このところ大気の状態がよく、気持ちの良い
スタートとなりました。

この条件ではほとんど関門側を飛ぶのですが なぜか本日も新門司側にハチクマの群れが出て
暗い気持ちになりましたが、そのうち良い方向から 目線でハチクマが飛び始め、やっと渡りらしい
醍醐味を味わう事が出来ましたが、あまり長続きせず 束の間の至福の時になりました。

今年はほとんど残暑を感じる時がなく 一気に秋になったようで、防寒対策もお忘れなく。





2020-09-19 チゴハヤブサ

こんな はずでは!!

天候不良が三日間続き、風の予報も西で あったことから、面白い一日になると思って
タカの出を待っていましたが、全く出ず 双眼鏡で丹念に探しますが、どこにも姿が
ありません。

ただ、コシアカツバメは切れ目なく飛び 今季初認のアマツバメなどを見ていましたら
高塔山から連絡があり火の山のはるか上空を ハチクマの群れが渡っているとのことで
視点を変えて高いところばかり見ていましたが 30羽くらいしか見つけることができませんでした。

経験上、この条件では、あまり苦労なくカウントが できていましたが、ちょっと変です。

ハチクマに代わってチゴハヤブサが飛び回ってくれたので 良しとしましょう。





2020-09-15 サシバ

期待過剰かな!!

昨日、ハチクマが飛び始めたのと、そろそろシーズン入りも
近いとあって、ウオッチャーも多かったのですが、やはり
期待が大きい場合は、思うようにいかず、盛り上がりに かけてしまいました。

高塔山から何度か、遠目だが出ているとの連絡を頂きましたので 探しましたが、やはり見つかりません。

少しづつツミが増えてきたようで楽しみです。

近いところをオオタカ オス成鳥が飛んでくれたので 慰めになりました。

今年もサシバが繁殖に成功したようで、幼鳥が4羽と こちらも繁殖したようなハチクマ幼鳥が飛び回っています。





2020-09-14 関門橋をバックにハチクマ

やっと出てくれました!!

大気の状態が非常によく、おそらく年間に10回くらいしか 見えない130km離れた四国の山々まで見えています。

今季は開店休業状態が続いていましたが、昼過ぎから 風が変わると同時くらいにハチクマが飛び始め
85羽をカウントすることができ、やっと少し元気に なりました。

ツミとオオタカは初認で、種類も増え始めています。

陽ざしがなくなると、寒さを感じる時もありますので
ウインドブレカーなどの寒さ対策はお忘れなく。





2020-09-10 アカハラダカ

思惑通りにアカハラダカ!!

山はすっぽりガスの中で、気温の上昇で やっと9時前に良くなりましたが
このところPMが多く、すっきりしません。
鳴かず飛ばずでしたが、やっとサンショウクイが 21羽出ましたが、カメラを置いているところが遠く
おまけに電源も入ってなかったので、スタンバイしたときは もう視界の外。がっかりです。
気を取り直して待っていると、やっと本命のアカハラダカが 3羽飛来しました。
多くはないものの、9月中旬に見ることがあるので 期待を込めて待っていましたが、思惑通りです。
1,000羽以上出たときは、どんなふうにカウントすれば 良いのか悩んでいますが、その可能性は限りなく
低いようです。
その後、ハチクマが4羽出ましたが、本日もヒマ





2020-09-08 ハチクマ

秋の観察をスタート!!

今までに経験したことがないような台風10号の 接近で登山口までの道路の倒木を心配しながら
上がりましたが、なんとか無事に到着したのですが やはり、道路は枝や葉が散乱していて、運転に気を使います。

PMのため視程は良くなかったのですが、天気も風も良く ハチクマ6羽、サシバ4羽、ノスリ3羽を確認することができ
チゴハヤブサも見ることができました。

まだまだ、陽射しは強く、木陰を探しての観察となります。  






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