本日にて春の観察は終了します!!
3月7日からスタートした春の渡りの観察は
本日にて終了します。
ハイタカ以外はほぼ例年通りのカウントになったのですが
ハチクマの最大ピークの時に条件が悪く、素晴らしい光景を
見ることができなかったのが、なんとも心残りです。
渡りの観察を今季も多くの人に助けて頂き、なんとか
無事に終了することができ、感謝いたします。
いつもなら、春の観察の後は海鳥を見にフェリーの旅に
行くんですが、こんな状態で今年も無理なようです。
珍客 通過!!
観察の最終盤は面白い個体が通過することが多く
目が離せませんが、一般的にワシと言われる種類は
春の通過がほとんどです。
本日はワシではないのですが、アカアシチョウゲンボウで
今季のチゴハヤブサはとうとう一羽も見ずに終わって
しまうのかと思っていましたら、さらに珍しい種類の
登場でおどろきました。
2018年5月以来で、このところ秋の確認がないので
どうしたことかと思っていましたが、嬉しい登場です。
珍しくアカハラダカ!!
梅雨入りが非常に早く、四日間も降り続いたことから
久しぶりに晴れ間が戻ってきたので、かなり飛ぶかなと
期待していたのですが、案の定、全くと言ってよいほど
飛ばず、ガッカリ。
ただ、秋季のシーズンには少数は確実に見ることができる
アカハラダカですが、春は見ることができても一羽くらいで
全く見ることができなかった年も多いのですが
今日は二羽を確認することができ、そのうちの一羽は
幼鳥から成鳥になる途中のようで、興味深い個体でした。
ガスに悩まされます!!
このところガスが出る日が多く、飛んできたハチクマは
すぐに低い雲の中に姿を隠し、高度を上げる前に
確認しなければならないので、双眼鏡が離せません。
12時過ぎにやっとガスが切れ確認しやすくなりましたが
風の影響で遠いところばかりで迫力がありません。
毎シーズンお見えになる方が、今年も来られていて
いつも貴重なお話を聞かせて頂けるので、ありがたいことです。
お休みした11日のデータを頂きました。感謝です。
そろそろ下火になるかなと思っていたハチクマですが
まだ、ピークのようで318羽を確認しました。
13日にホトトギス 初認
条件が良かったら!!
ハチクマのピークで、予報も良かったので
ウオッチャーも多く、一年ぶりにお会いする方もありました。
早朝は雲が低く、多くのハチクマの群れは次々に雲に隠れて
しまい、流れ始めてカウントすることもできませんでしたが
いつも懇意にさせて頂いている山口のベテランバーダーの方の
おかげで、、ほぼ見落としていると思われる群れをひろって
もらいました。
予報とは違い風も東で、終日曇りでハチクマの出どころも
いろんな方向から飛び出し、皆さんのおかげで、何とか330羽カウントできました。
逆行するハチクマが10数羽通過しましたが、良いところを飛んでくれて
一同、ニッコリ。
もし、快晴で風も良かったら、きっと素晴らしい光景に出会えたのでしょうが
相手が大自然なので残念です。
ハチクマは短期集中!!
一部の種類を除いて渡りの期間はかなり長いのですが
ハチクマはおよそ10日程度でピークを迎えますので
ある程度、条件が悪かったとしても、なかなか外せません。
やはり行かずに後悔するよりも行って納得するほうが
心の安定にも良さそうです。
朝は小雨が残りましたが、241羽をカウントしました。
5月3日に少し気になるノスリがいましたので宮崎さんが
専門家の方に聞いてくださってオオノスリ成鳥との
回答をもらったそうです。
シーズン終盤のこの時期に飛んでくるノスリは換羽の最中で
翼上面の先端がオオノスリのように白いパッチに見える個体も
いますので要注意です。
なぜか出足が遅い!!
風が弱いからなのか、ピーク突入にもかかわらず
12時すぎてもハチクマはわずか2羽と絶不調。
朝鮮半島が雨でもないし、よくわかりません。
しかし、2時台から終了した5時過ぎまで
良く飛んでくれて合計221羽となりました。
出足が遅かったのは、やはり風が
原因だったのでしょうか。
待望のハリオアマツバメ、ツツドリを初認
アサギマダラも蝶ですが初認です。
こんなところで出会うなんて!!
いつものように車を置いて周辺を散策していたところ
暗い樹林内にホオジロのような鳥を見つけましたが
ホオジロであれば、もう少しわかりやすいところに
出てくるのにと思い、動き回る個体を丹念に
見ていましたら、あの特徴ある頭部の白線がくっきりと見え
シロハラホオジロと確認できました。
こんな鳥は日本海に浮かぶ離島でしか会えないと
思っていただけに驚きました。
ハチクマは77羽と出足とすれば悪くありません。
待ってました ハチクマ!!
寒気の影響でぐずつき強風が吹き荒れ
大変な天気でしたが、やっと安定して
初夏らしい気持ちの良い日となりました。
快晴で視程も良く、西風で三拍子そろい
期待して待っていると、やっと最初の
一羽が出ましたが、残念ながら6羽しか
飛ばず、またまた期待が大きすぎました。
その代り、山頂広場は家族連れで大賑わい
一時は足の踏み場かないほど。
大陸型 ノスリ!!
シーズン終期にごく稀に西に向かうノスリが
いて、一般に大陸型と言われているようです。
少し前の4月19日のことですが
初めに見たときは脛毛が暗色であったことから
今季、大いに賑わったオオノスリではないかと
思ったのですが、翼、下面の色が違っているため
やはり、大陸型ノスリのようです。
やっと 登場!!
ハチクマまでの端境期は新緑の中で囀る夏鳥に
期待するのですが、なぜか到着が遅れていたようで
やっと、センダイムシクイ、コサメビタキを見ることができました。
いつも見ているタカはほとんど無彩色の世界ですが、
これからやってくる鳥はカラフルだったり、趣のある
渋い色だったりと新鮮な驚きがあり興味が尽きません。
ただ、いまだコマドリの声がしないのは残念でなりません。
看板の画像はピンが甘くてごめんなさい。
すごい強風!!
強風波浪注意報が発令されていましたので
ある程度は覚悟してきましたが、想像以上の
風で、時折、陽ざしがあったので何とか凌げました。
飛んでくるハイタカも強風のため、高度があり
見え方は今一つです。
いつもは確認できているコマドリも今だに来てないようで
もしかしたら今シーズンはお目にかかれないかもしれません。
じっと我慢!!
この時期、やってくる夏鳥に期待しているのですが
到着が少し遅れているようで、なかなか盛り上がりませんが
キビタキを初認しました。気楽に識別できる距離を飛んでくれれば
良いのですが、遠く、高いものばかりで悩むことも多く
デジタルカメラの有難さを痛感いたします。
コロナ渦の前は良くクルーズ船が通過し、その優美な
姿を楽しんできたのですが、久しぶりに日本郵船の
飛鳥Uを見ることができました。
空が高い!!ツミも高い!!
昨日同様、視程が素晴らしく良く快晴で
新緑で山が覆われています。
ただ、風が強いためかタカはほとんどが双眼鏡レベルで
肉眼で確認できたツミは数羽しかいません。
なぜが東の風の時はツミが多いようで35羽をカウントしましたが
この時期の幼鳥はなかなか興味深い個体もいて、成鳥に変わりつつ
あるものを見ることがあります。
看板の個体はメスのように見えますが、
本当のところはどうなのでしょうね。
アマツバメ 初認
またまた チュウヒ!!
毎シーズン、関東から来られるお客様との楽しい
タカ見になり、いつもは暇な11時ごろからサシバが
飛び始め、それも良い高さで帆翔してくれたので
見ごたえがありました。
驚いたことに昨日に続いてチュウヒの成鳥メスが
飛び、面白くなりそうでしたが、後半はサッパリで
難しいものです。
さて、いつも疑問に思うのですが北九州を飛ぶサシバは
どんなルートを通っているのかよくわかっていませんが
東方面と、西方面に向かう群れが同じようにいることから
朝鮮半島から直接、上陸している事も考えられます。
チュウヒ 通過!!
少し淡い靄がかかっていますが、天気も良く
風も良いので、飛んでくれればと、チョッピリ
期待して待っていたのですが、やはり飛びません。
春季にチュウヒ類が2〜3羽程度出ますので
そろそろかなと思っていたところ、こちらは
期待を裏切らずに出てくれました。
成鳥 メスでしょうか?
さて、昨日のクマタカですが後日談があり
小倉南区の北方で偶然にも見られた方がおられました。
おそらく、少し上空を見る機会があった時に
確認されたものと思いますが、こんな”トリ運”の良い方は
本当にうらやましい。
昨年のクロハゲワシが一日違いで見ることができなかった
私のトリ運を恨んでいるところです。
クマタカ 通過!!
昨日よりもさらに大気の状態がよくなり
由布、鶴見、姫島が見えています。
風も良く、天気も良いので期待しましたが
案の定、期待外れで、またまた、低空飛行中。
昨年も出たことからクマタカの通過を心待ちに
していましたら、やっと出てくれました。
新天地の九州を目指してやってきたようです。
サシバが16羽と少し増えてきて、コシアカツバメを
初認しました。
やっときれいな風景が戻ってきました!!
黄砂もPMも全くなくなって見慣れたいつもの風景が
戻ってきましたが、強風は続いていて、なかなか快適な
観察にはなりません。
通過するタカもわずかですが、、おそらくダイサギと思われる
群れが海面低く渡っていきました。
4月10日くらいからヒタキの仲間もやってくると思いますので
お山も賑やかになりそうです。
新緑が鮮やかです!!
黄砂の影響は本日も少し残り、遠くの山々は
霞んでいて、強い東の風で厳しい観察になりそうです。
思っていた通りにツミ、ハイタカと森蔭から一気に
目の前を上昇していって、ただ見送るしかない場面も
かなりありました。
胸の赤さはないものの真っ赤な虹彩のツミ成鳥 オスが
なんとか撮れたので良しとしましょう。
春は幼鳥から成鳥になりかけの、面白い斑紋のツミが
見られるので、どのように変わっていくのか
想像するのも楽しいものです。
サクラの花も散り始め、新緑がまぶしい季節に入っています。
やっと、カラーの世界!!
PM,黄砂が酷く風景がモノクロームでしたが
やっと、いつものキレイなカラーの世界に
戻りましたが、やはりまだまだ残っているようで
遠くは霞んでいます。
昨日からハナバチの一種のキムネクマバチが飛び始めて
賑やかな季節はすぐそこのようです。
相変わらずタカの渡りは低空飛行で、たまに飛んできても
ソノウが大きく膨らみ、スマートさは全くありません。
さて、目線より下で飛んでくるタカは海や山にピンを
とられ、イラついてばかりですが、運よくうまく撮ることが
できたときは嬉しいものです。
サシバ 初認!!
PM,黄砂が昨日よりもひどくなり、関門橋さえ
見えてなく、水平方向の視程は最悪です。
しかし、予報では今日までのようで、なんとか
乗り切っていきましょう。
このところイカルの通過が目立っていて
冬鳥たちが一斉に北上しているようです。
サシバは例年、3月下旬には確認しているので
そろそろかなと思っていましたら、やはり出てくれました。
話題を変えて、いつも畑の野菜や、ブルーベリーの花が
ヒヨドリに食べられるのでカミさんが鬼瓦なような
いでたちで番をしているのですが、今年はなぜが
やってきません。数が非常に少ないせいでしょうか。
酷い黄砂に悩まされ!!
予報でPMと黄砂がひどいとなっていて、ある程度は
覚悟をしていましたが、対岸の火の山までしか見えず
それもベールを被ったような状態で、今季はこの日が
最悪です。
風が良いのにかかわらず、ハイタカは飛ばず
この分では今シーズンはダメかもしれないと
諦めムードです。
ただ、少ないながらも風が良かったので
近いところを飛ぶものが多く、それなりに
楽しめました。
西に向かうノスリを2羽確認。
ツミ オスの特徴が出始めています!!
5月中旬の気温になるということで、薄着で登ったのですが
東からの強風で体感温度はかなり低く、途中で
セーターを着てしまいました。
このところ大気の状態が悪く、いつもカスミがかかって
いて、いつになったらクリアーな空が戻ってくるのでしょう。
東の風では極端にハイタカの出が悪く、たった9羽で
まだまだ、飛んでいるノスリに救われています。
春はツミが面白く、模様は幼鳥なのですが、虹彩は
オスの特徴である赤色に変わってきています。
昨日、イスカの5羽の群れのと渡去を確認することができ
少し感動してしまいました。
ブランクは痛い!!
久しぶりの観察になったのでブランクを埋めるべく
張りきったが残念ながら厳しい結果となってしまった。
風も含めて条件は悪くなかったが思った以上に視程が悪く
飛翔高度も高いので、なかなか見つけづらい。
そろそろ、出るころだと思っていたチョウゲンを確認。
山頂のヤシャブシも展葉を始めており、気もちのよい
日影ができつつあります。
ハイタカのピークなのに風が!!
ハチクマ同様、ハイタカなども風によってコースが
かなり変わっているようで、東風では極端に少なくなています。
ただ、西風の時に飛んでいるということも考えられますが
どうなのでしょうね?
ツミが21羽と増えてきましたが肉眼で見ることができたのは
ただの一羽で、あとは丹念に双眼鏡で探した次第で
このところのモヤも影響しているようです。
やっと それらしくなってきました。!!
途中の桜もチラホラ咲き始めて春本番のような
雰囲気になってきましたが、肝心のハイタカの渡りが
非常に少なく、気をもんでいましたが、やっと飛び始め
安堵しましたが、やはり大気の状態が非常に悪く
目の前で初めて気が付くケースも多く、慌てる場面が
しばしば。
北西風がコンスタントに吹いてくれたので、良いコースを
通過する個体が多く楽しむことができました。
密集状態。!!
昨日ほどではないにせよモヤのため視程がなく
おまけに風もなく、厳しい条件です。
しかし、昼前から東の風が少しですが吹き始めると
待っていたかのようにノスリが次々に飛び始め
一時はアカハラダカを見ているような気分になりました。
風が弱く、数が多かったので密集状態になったようで
あまり見られない光景です。
また、イワツバメ、ツバメが飛び始めましたので
少し賑やかになってきました。
やっと北西風。!!
数日来、大気の状態が悪く、近くの山しか見えていませんが
時間とともに、少し良くなりましたが、いつもの風景は
見ることができません。
ただ、風は北西からで条件は良かったのですがハイタカの
ハイシーズンには少し早かったようで残念でした。
風が強かったので大岩の風裏で観察しましたが、まだまだ
防寒具は必要です。
春の観察を開始しました。!!
いつも通りに3月初旬から観察を始めましたが
なかなか風に恵まれないためか、期待のハイタカは
ほとんど出ず、我慢の日々が続いています。
また、今季は小鳥の滞在も芳しくないようで、タカを
待っている間が手持ち無沙汰になっています。
ノスリは調子よく出ていますが、写真になるものは
餌取りの個体くらいでこれも芳しくありません。
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