2021  春 風師山にて

2021-03-17 オオタカ 年齢、性別 不明  
 

風師山の様子を画像入りで紹介します。



2021-05-23

本日にて春の観察は終了します!!

3月7日からスタートした春の渡りの観察は 本日にて終了します。

ハイタカ以外はほぼ例年通りのカウントになったのですが ハチクマの最大ピークの時に条件が悪く、素晴らしい光景を
見ることができなかったのが、なんとも心残りです。

渡りの観察を今季も多くの人に助けて頂き、なんとか 無事に終了することができ、感謝いたします。

いつもなら、春の観察の後は海鳥を見にフェリーの旅に
行くんですが、こんな状態で今年も無理なようです。





2021-05-22 アカアシチョウゲンボウ

珍客 通過!!

観察の最終盤は面白い個体が通過することが多く 目が離せませんが、一般的にワシと言われる種類は
春の通過がほとんどです。

本日はワシではないのですが、アカアシチョウゲンボウで 今季のチゴハヤブサはとうとう一羽も見ずに終わって
しまうのかと思っていましたら、さらに珍しい種類の 登場でおどろきました。

2018年5月以来で、このところ秋の確認がないので
どうしたことかと思っていましたが、嬉しい登場です。





2021-05-19 アカハラダカ

珍しくアカハラダカ!!

梅雨入りが非常に早く、四日間も降り続いたことから 久しぶりに晴れ間が戻ってきたので、かなり飛ぶかなと
期待していたのですが、案の定、全くと言ってよいほど 飛ばず、ガッカリ。

ただ、秋季のシーズンには少数は確実に見ることができる アカハラダカですが、春は見ることができても一羽くらいで
全く見ることができなかった年も多いのですが 今日は二羽を確認することができ、そのうちの一羽は
幼鳥から成鳥になる途中のようで、興味深い個体でした。





2021-05-14 ハチクマ

ガスに悩まされます!!

このところガスが出る日が多く、飛んできたハチクマは すぐに低い雲の中に姿を隠し、高度を上げる前に
確認しなければならないので、双眼鏡が離せません。

12時過ぎにやっとガスが切れ確認しやすくなりましたが 風の影響で遠いところばかりで迫力がありません。

毎シーズンお見えになる方が、今年も来られていて いつも貴重なお話を聞かせて頂けるので、ありがたいことです。
お休みした11日のデータを頂きました。感謝です。
そろそろ下火になるかなと思っていたハチクマですが
まだ、ピークのようで318羽を確認しました。

13日にホトトギス 初認





2021-05-08 目線で通過するハチクマ 

条件が良かったら!!

ハチクマのピークで、予報も良かったので ウオッチャーも多く、一年ぶりにお会いする方もありました。
早朝は雲が低く、多くのハチクマの群れは次々に雲に隠れて しまい、流れ始めてカウントすることもできませんでしたが
いつも懇意にさせて頂いている山口のベテランバーダーの方の おかげで、、ほぼ見落としていると思われる群れをひろって
もらいました。
予報とは違い風も東で、終日曇りでハチクマの出どころも
いろんな方向から飛び出し、皆さんのおかげで、何とか330羽カウントできました。
逆行するハチクマが10数羽通過しましたが、良いところを飛んでくれて 一同、ニッコリ。

もし、快晴で風も良かったら、きっと素晴らしい光景に出会えたのでしょうが
相手が大自然なので残念です。





2021-05-07 ハチクマ

ハチクマは短期集中!!

一部の種類を除いて渡りの期間はかなり長いのですが ハチクマはおよそ10日程度でピークを迎えますので
ある程度、条件が悪かったとしても、なかなか外せません。

やはり行かずに後悔するよりも行って納得するほうが 心の安定にも良さそうです。

朝は小雨が残りましたが、241羽をカウントしました。

5月3日に少し気になるノスリがいましたので宮崎さんが 専門家の方に聞いてくださってオオノスリ成鳥との
回答をもらったそうです。
シーズン終盤のこの時期に飛んでくるノスリは換羽の最中で 翼上面の先端がオオノスリのように白いパッチに見える個体も
いますので要注意です。





2021-05-06 ハチクマ

なぜか出足が遅い!!

風が弱いからなのか、ピーク突入にもかかわらず 12時すぎてもハチクマはわずか2羽と絶不調。
朝鮮半島が雨でもないし、よくわかりません。
しかし、2時台から終了した5時過ぎまで 良く飛んでくれて合計221羽となりました。
出足が遅かったのは、やはり風が 原因だったのでしょうか。
待望のハリオアマツバメ、ツツドリを初認 アサギマダラも蝶ですが初認です。





2021-05-04 シロハラホオジロ

こんなところで出会うなんて!!

いつものように車を置いて周辺を散策していたところ 暗い樹林内にホオジロのような鳥を見つけましたが
ホオジロであれば、もう少しわかりやすいところに 出てくるのにと思い、動き回る個体を丹念に
見ていましたら、あの特徴ある頭部の白線がくっきりと見え シロハラホオジロと確認できました。

こんな鳥は日本海に浮かぶ離島でしか会えないと 思っていただけに驚きました。

ハチクマは77羽と出足とすれば悪くありません。





2021-05-03 ハチクマ

待ってました ハチクマ!!

寒気の影響でぐずつき強風が吹き荒れ 大変な天気でしたが、やっと安定して
初夏らしい気持ちの良い日となりました。

快晴で視程も良く、西風で三拍子そろい 期待して待っていると、やっと最初の
一羽が出ましたが、残念ながら6羽しか 飛ばず、またまた期待が大きすぎました。

その代り、山頂広場は家族連れで大賑わい 一時は足の踏み場かないほど。 





2021-04-27 大陸型 ノスリ

大陸型 ノスリ!!

シーズン終期にごく稀に西に向かうノスリが いて、一般に大陸型と言われているようです。

少し前の4月19日のことですが 初めに見たときは脛毛が暗色であったことから
今季、大いに賑わったオオノスリではないかと 思ったのですが、翼、下面の色が違っているため
やはり、大陸型ノスリのようです。





2021-04-22 センダイムシクイ

やっと 登場!!

ハチクマまでの端境期は新緑の中で囀る夏鳥に 期待するのですが、なぜか到着が遅れていたようで
やっと、センダイムシクイ、コサメビタキを見ることができました。

いつも見ているタカはほとんど無彩色の世界ですが、 これからやってくる鳥はカラフルだったり、趣のある
渋い色だったりと新鮮な驚きがあり興味が尽きません。
ただ、いまだコマドリの声がしないのは残念でなりません。

看板の画像はピンが甘くてごめんなさい。





2021-04-18 ハイタカ

すごい強風!!

強風波浪注意報が発令されていましたので ある程度は覚悟してきましたが、想像以上の
風で、時折、陽ざしがあったので何とか凌げました。

飛んでくるハイタカも強風のため、高度があり 見え方は今一つです。

いつもは確認できているコマドリも今だに来てないようで
もしかしたら今シーズンはお目にかかれないかもしれません。





2021-04-15 ツミ

じっと我慢!!

この時期、やってくる夏鳥に期待しているのですが 到着が少し遅れているようで、なかなか盛り上がりませんが
キビタキを初認しました。気楽に識別できる距離を飛んでくれれば 良いのですが、遠く、高いものばかりで悩むことも多く
デジタルカメラの有難さを痛感いたします。

コロナ渦の前は良くクルーズ船が通過し、その優美な 姿を楽しんできたのですが、久しぶりに日本郵船の
飛鳥Uを見ることができました。





2021-04-11 ツミ 幼鳥

空が高い!!ツミも高い!!

昨日同様、視程が素晴らしく良く快晴で 新緑で山が覆われています。

ただ、風が強いためかタカはほとんどが双眼鏡レベルで 肉眼で確認できたツミは数羽しかいません。

なぜが東の風の時はツミが多いようで35羽をカウントしましたが この時期の幼鳥はなかなか興味深い個体もいて、成鳥に変わりつつ
あるものを見ることがあります。

看板の個体はメスのように見えますが、 本当のところはどうなのでしょうね。

アマツバメ 初認





2021-04-08 サシバ 成鳥 オス

またまた チュウヒ!!

毎シーズン、関東から来られるお客様との楽しい タカ見になり、いつもは暇な11時ごろからサシバが
飛び始め、それも良い高さで帆翔してくれたので 見ごたえがありました。

驚いたことに昨日に続いてチュウヒの成鳥メスが 飛び、面白くなりそうでしたが、後半はサッパリで
難しいものです。

さて、いつも疑問に思うのですが北九州を飛ぶサシバは どんなルートを通っているのかよくわかっていませんが
東方面と、西方面に向かう群れが同じようにいることから 朝鮮半島から直接、上陸している事も考えられます。





2021-04-07 チュウヒ

チュウヒ 通過!!

少し淡い靄がかかっていますが、天気も良く 風も良いので、飛んでくれればと、チョッピリ
期待して待っていたのですが、やはり飛びません。
春季にチュウヒ類が2〜3羽程度出ますので そろそろかなと思っていたところ、こちらは
期待を裏切らずに出てくれました。
成鳥 メスでしょうか?
さて、昨日のクマタカですが後日談があり 小倉南区の北方で偶然にも見られた方がおられました。
おそらく、少し上空を見る機会があった時に 確認されたものと思いますが、こんな”トリ運”の良い方は
本当にうらやましい。

昨年のクロハゲワシが一日違いで見ることができなかった 私のトリ運を恨んでいるところです。





2021-04-06 クマタカ

クマタカ 通過!!

昨日よりもさらに大気の状態がよくなり 由布、鶴見、姫島が見えています。

風も良く、天気も良いので期待しましたが 案の定、期待外れで、またまた、低空飛行中。

昨年も出たことからクマタカの通過を心待ちに していましたら、やっと出てくれました。

新天地の九州を目指してやってきたようです。

サシバが16羽と少し増えてきて、コシアカツバメを 初認しました。





2021-04-05 ノスリ 幼鳥

やっときれいな風景が戻ってきました!!

黄砂もPMも全くなくなって見慣れたいつもの風景が 戻ってきましたが、強風は続いていて、なかなか快適な
観察にはなりません。

通過するタカもわずかですが、、おそらくダイサギと思われる
群れが海面低く渡っていきました。

4月10日くらいからヒタキの仲間もやってくると思いますので
お山も賑やかになりそうです。





2021-04-01 ツミ 成鳥 オス

新緑が鮮やかです!!

黄砂の影響は本日も少し残り、遠くの山々は 霞んでいて、強い東の風で厳しい観察になりそうです。

思っていた通りにツミ、ハイタカと森蔭から一気に 目の前を上昇していって、ただ見送るしかない場面も
かなりありました。

胸の赤さはないものの真っ赤な虹彩のツミ成鳥 オスが なんとか撮れたので良しとしましょう。

春は幼鳥から成鳥になりかけの、面白い斑紋のツミが 見られるので、どのように変わっていくのか
想像するのも楽しいものです。

サクラの花も散り始め、新緑がまぶしい季節に入っています。





2021-03-31 ハイタカ

やっと、カラーの世界!!

PM,黄砂が酷く風景がモノクロームでしたが やっと、いつものキレイなカラーの世界に
戻りましたが、やはりまだまだ残っているようで 遠くは霞んでいます。

昨日からハナバチの一種のキムネクマバチが飛び始めて 賑やかな季節はすぐそこのようです。

相変わらずタカの渡りは低空飛行で、たまに飛んできても ソノウが大きく膨らみ、スマートさは全くありません。

さて、目線より下で飛んでくるタカは海や山にピンを とられ、イラついてばかりですが、運よくうまく撮ることが
できたときは嬉しいものです。





2021-03-30 サシバ

サシバ 初認!!

PM,黄砂が昨日よりもひどくなり、関門橋さえ 見えてなく、水平方向の視程は最悪です。

しかし、予報では今日までのようで、なんとか 乗り切っていきましょう。

このところイカルの通過が目立っていて 冬鳥たちが一斉に北上しているようです。

サシバは例年、3月下旬には確認しているので そろそろかなと思っていましたら、やはり出てくれました。

話題を変えて、いつも畑の野菜や、ブルーベリーの花が ヒヨドリに食べられるのでカミさんが鬼瓦なような
いでたちで番をしているのですが、今年はなぜが やってきません。数が非常に少ないせいでしょうか。





2021-03-29 ハイタカ

酷い黄砂に悩まされ!!

予報でPMと黄砂がひどいとなっていて、ある程度は 覚悟をしていましたが、対岸の火の山までしか見えず
それもベールを被ったような状態で、今季はこの日が 最悪です。

風が良いのにかかわらず、ハイタカは飛ばず この分では今シーズンはダメかもしれないと
諦めムードです。

ただ、少ないながらも風が良かったので 近いところを飛ぶものが多く、それなりに
楽しめました。

西に向かうノスリを2羽確認。





2021-03-27 ツミ 若鳥

ツミ オスの特徴が出始めています!!

5月中旬の気温になるということで、薄着で登ったのですが 東からの強風で体感温度はかなり低く、途中で セーターを着てしまいました。

このところ大気の状態が悪く、いつもカスミがかかって いて、いつになったらクリアーな空が戻ってくるのでしょう。

東の風では極端にハイタカの出が悪く、たった9羽で まだまだ、飛んでいるノスリに救われています。

春はツミが面白く、模様は幼鳥なのですが、虹彩は オスの特徴である赤色に変わってきています。

昨日、イスカの5羽の群れのと渡去を確認することができ 少し感動してしまいました。





2021-03-25 ハイタカ

ブランクは痛い!!

久しぶりの観察になったのでブランクを埋めるべく 張りきったが残念ながら厳しい結果となってしまった。

風も含めて条件は悪くなかったが思った以上に視程が悪く 飛翔高度も高いので、なかなか見つけづらい。

そろそろ、出るころだと思っていたチョウゲンを確認。

山頂のヤシャブシも展葉を始めており、気もちのよい
日影ができつつあります。





2021-03-19 ツミ

ハイタカのピークなのに風が!!

ハチクマ同様、ハイタカなども風によってコースが かなり変わっているようで、東風では極端に少なくなています。

ただ、西風の時に飛んでいるということも考えられますが どうなのでしょうね?

ツミが21羽と増えてきましたが肉眼で見ることができたのは ただの一羽で、あとは丹念に双眼鏡で探した次第で
このところのモヤも影響しているようです。








2021-03-17 ハイタカ

やっと それらしくなってきました。!!

途中の桜もチラホラ咲き始めて春本番のような 雰囲気になってきましたが、肝心のハイタカの渡りが
非常に少なく、気をもんでいましたが、やっと飛び始め 安堵しましたが、やはり大気の状態が非常に悪く
目の前で初めて気が付くケースも多く、慌てる場面が しばしば。

北西風がコンスタントに吹いてくれたので、良いコースを
通過する個体が多く楽しむことができました。





2021-03-15 ノスリの群れ

密集状態。!!

昨日ほどではないにせよモヤのため視程がなく おまけに風もなく、厳しい条件です。

しかし、昼前から東の風が少しですが吹き始めると 待っていたかのようにノスリが次々に飛び始め
一時はアカハラダカを見ているような気分になりました。

風が弱く、数が多かったので密集状態になったようで あまり見られない光景です。

また、イワツバメ、ツバメが飛び始めましたので 少し賑やかになってきました。





2021-03-14 ハイタカ

やっと北西風。!!

数日来、大気の状態が悪く、近くの山しか見えていませんが 時間とともに、少し良くなりましたが、いつもの風景は
見ることができません。

ただ、風は北西からで条件は良かったのですがハイタカの ハイシーズンには少し早かったようで残念でした。

風が強かったので大岩の風裏で観察しましたが、まだまだ
防寒具は必要です。





2021-03-11 ノスリ 幼鳥

春の観察を開始しました。!!

いつも通りに3月初旬から観察を始めましたが なかなか風に恵まれないためか、期待のハイタカは
ほとんど出ず、我慢の日々が続いています。

また、今季は小鳥の滞在も芳しくないようで、タカを 待っている間が手持ち無沙汰になっています。

ノスリは調子よく出ていますが、写真になるものは 餌取りの個体くらいでこれも芳しくありません。






2021-03-11 ハイタカ





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